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【高松開催】四国版MaaSの実現に向けて

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開催日時:2019年11月7日(木)13:00~16:30
会場:サンポートホール高松 61会議室
参加費:無料(地方公共団体・DMO職員限定)
主催:株式会社イード
協賛:株式会社ヴァル研究所
後援:四国運輸局
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<1>観光・交通をめぐる最近の動向について
国土交通省 四国運輸局 交通政策部長 軸丸 真二 氏
13:00~13:55

モータリゼーションの進展や人口減少・少子高齢化により厳しくなる一方で、観光旅客の増加等によりその重要性が益々高まる地域公共交通の確保・維持に向け、地域公共交通ネットワークの再構築に取組んでいる。MaaSに関する国の動向や四国での取組み、訪日外国人旅行者をはじめとした観光客の四国各地への周遊促進のための取組みなど、交通・観光を巡る最新の状況についてご紹介する。

【講師プロフィール】
平成9年4月 運輸省入省/平成27年7月 国土交通省総合政策局環境政策課地球環境政策室長/平成29年7月 文化庁文化財部伝統文化課文化財保護調整室室長/平成30年10月 文化庁政策課企画官/令和元年7月 四国運輸局交通政策部長(現職)

<2>ヴァル研究所が提案するMaaSで地域課題を解決~最適な複合経路検索による待ち時間の最小化~
株式会社ヴァル研究所 代表取締役 菊池 宗史 氏
14:00~14:30


都心の人口集中・混雑、地方の過疎化、赤字バス問題など、移動に関する社会課題が深刻化し、モビリティの在り方も変わってきている昨今、経路検索の在り方も変わる必要があると考えています。駅すぱあとでは約30年間、経路検索のパイオニアとして公共交通を中心とした多様なサービスを展開してきました。この経験を活かし、MaaS時代に最適な次世代の経路検索を提供するべく、現在さまざまな研究・検証を行っています。今回はその取組み・事例やアイデアをご共有いたします。

1.ヴァル研究所のご紹介
2.ヴァル研究所のMaaSへの取り組み
3.待ち時間の最小化に向けた複合経路検索
4.ご当地MaaSへの提言

【講師プロフィール】
2013年、株式会社ヴァル研究所に入社。販促部門や広告事業の立ち上げを行う。2017年、事業部の統括部長 兼 取締役に就任。MaaS分野への取り組みを推進し、各地の実証実験やプロジェクトへの参画等、社会における交通の課題解決・支援を行う。2019年7月に代表取締役に就任。

<3>JR四国の取組み~MaaSの視点を活かした、公共交通ネットワークの実現を目指して~
四国旅客鉄道株式会社 取締役 総合企画本部 副本部長 長戸 正二 氏
14:45~15:15

地方での公共交通を取巻く状況が厳しくなる中、四国では2017年8月に、鉄道ネットワークのあり方を議論する懇談会を設置した。MaaSなど交通モード間の連携強化等の取組みにより、持続可能な公共交通ネットワークを実現するといった議論の概要やJR四国の取組みについて紹介する。

1.四国の公共交通を取巻く状況
2.JR四国の取組みと懇談会での議論
3.四国の公共交通ビジョン

【講師プロフィール】
昭和63年4月 四国旅客鉄道株式会社入社/18年1月 同 鉄道事業本部工務部保線課長/24年6月 同 総合企画本部担当部長/29年6月 同 取締役総合企画本部副本部長(現職)

<4>地方の社会課題を解決するWILLERS MaaSソリューション
WILLER株式会社 取締役 宿谷 勝士 氏
15:20~15:50


【講師プロフィール】
2013年、WILLER株式会社に入社。さまざまな社会課題を解決する為の商品開発部門およびその基となる顧客のインサイトを分析するカスタマーマーケティング部門の担当役員を担う。現在は、MaaS事業エリア展開責任者として、WILLERSアプリや新たなモビリティなどによるWILLERS MaaSソリューションで地方の社会課題を解決するための提案を行っている。

<5>関連質疑応答

15:55~16:30

会場の皆様からのすべてのご質問について、モビリティジャーナリスト楠田悦子氏が上記の各登壇者へ質問を深く切り込みます。

【講師プロフィール】
心豊かな暮らしと社会のための、移動手段・サービスの高度化・多様化と環境について、分野横断的、多層的に国内外を比較しながら考える。自動車新聞社のモビリティビジネス専門誌「LIGARE」初代編集長を経て、2013年に独立。自治体の地域交通や新モビリティなどの国の有識者会議委員、講演、プロジェクトのコーディネーターなども務める。

本セミナーは終了しました。

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