終了
【オンラインセミナー】自動車・モビリティ・スマートシティ関連産業の成長戦略
- 開催日時:
- 2020年11月30日(月)14:00~17:00
- 会場:
- オンラインセミナー
- 参加費:
- 33,000円(税込み)
本セミナーは終了しました。
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<1>自動車産業の取るべき戦略
14:00~14:45
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 マネジャー 竹内 国貴 氏
CASE(Connected、Autonomous、Shared&Services、Electric)に伴い、自動車業界は100年に1度の大変革期を迎えています。そこに今年はコロナ禍が加わることで産業構造の変化は加速しており、例えば今年7月にはテスラがトヨタの時価総額を上回るといったことが起きています。しかし、テスラといえど巨大な自動車産業の中では未だ1%にも満たない規模であるように、当面は既存領域も併存するため、各社は限られたリソースの中で、既存領域とCASEの両利きの経営が求められています。そこで、本講演ではコロナ禍やCASEといったトレンドを踏まえつつも、サプライヤ(ボッシュなど既存メガサプライヤに加えてCATLなど新興勢力まで)も含めた産業構造や付加価値構造の将来像を客観的に考察することで、今後の競争領域や協調領域を踏まえた、日系企業の課題と方向性を提示します。
1.コロナの自動車産業への影響
2.コロナのCASEへの影響(主に電動化)
3.CASEに伴う変曲点と部品への影響
4.産業構造と付加価値構造の変化と将来像
5.OEM/サプライヤの戦い方(競争領域や協調領域)の変化
6.日系企業の課題と方向性
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<2>モビリティ産業の取るべき戦略
14:50~15:35
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 モビリティラボ プログラムディレクター 立川 浩幹 氏
MaaS(Mobility as a Service)の登場や自動運転技術の進化など、モビリティを取り巻く環境は変革の局面を迎えています。このトレンドは、移動のあり方を変えるのみならず、人々の暮らしや都市の姿をも含む社会システムレベルの影響をもたらすものであり、産業界においても既存の業界構造やビジネスモデルにとらわれない新たな挑戦が進みつつあります。
一方で運賃収入に頼るモビリティサービスは事業構造的に人口が疎のエリアでは収益化が困難となり、新しいモビリティサービスにおいても同様のことが言えます。本公演では、既存交通の収益構造を理解した上で、デジタルトランスフォーメーション(DX)及び自動運転技術による収益影響を考察します。また有望なモビリティサービスとして、自家用車を用いた個人間カーシェア、運賃収入以外を収益源とするBeyond MaaS、劇的な収益改善が期待できる自動運転に関し考察したいと思います。
1.既存交通の収益構造の理解
2.収益改善に向け(1):新しいモビリティーサービスの影響
3.収益改善に向け(2):自動運転車導入による影響
4.運賃収入以外からのマネタイズ方法
5.コロナのモビリティへの影響
6.遠い未来の姿
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<3>ポストコロナのスーパーシティ/スマートシティ戦略
15:40~16:25
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 マネージャー 稲田 雄志 氏
急速なデジタル化の進展によってエネルギー領域、モビリティ領域など様々な領域でスマート化が加速し、世界中のいたるところでスマートシティへの関心が高まっています。日本においても複数の省庁がスマートシティ事業を推進しており、各地で先進的な取組みが行われ始めています。また、2020年5月にはスーパーシティ法案が成立し、今後更に取組が加速することが予想されています。本講演では、このスマートシティとは一体どのような取組みなのかを整理するとともに、スマートシティを検討するにあたってどのような観点で検討すればよいのか、世界的なCovid-19の流行が今後どのような影響を及ぼすのか、マネタイズ方法はどうすればよいのか、などについて考えていきたいと思います。
1.デジタル化の進展に伴い急速に注目を集めているスマートシティとは?
2.各種サービスを結ぶ情報基盤「都市OS」とは?
3.日本におけるスマートシティ(Woven-cityなど)の取組状況は?
4.スマートシティの検討にあたって必要な観点
5.Covid-19によるスマートシティへの影響
6.これからの時代に求められる街づくりとは?
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<4>質疑応答
16:30~17:00
ご参加者からの質問に講師が時間の許す限り回答いたします。
主催
株式会社イード
オンラインセミナー概要
・Microsoft Teamsを使用したライブ配信です。アカウント無でもPC、タブレット、スマホなどから視聴可能です。
・セミナー中は音声での会話はできません。webで質問を記入して講師に質問ができます。
・開催前日の夕刻にお申込いただいたメールアドレス宛に視聴用のURL、PDF資料、質問記入先をお送りいたします。
注意事項
・オンラインセミナーは、インターネット経由でのライブ中継ですので、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があり、また、状況によっては、講義を中断し、再接続して再開する場合があります。
・万が一、インターネット回線状況や設備機材の不具合により、開催を中止する場合があります。この場合、受講料の返金や、状況により後日録画を提供すること等で対応させていただきます。
講師
講 師
竹内 国貴 氏
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 マネジャー
総合系コンサルティングファーム、スタートアップ創業を経て、ADL入社。大手自動車メーカーの経営企画部門への出向経験も有する。近年はCASEトレンドやモビリティーサービスに関する戦略立案や新規事業立案に加えて実証支援や官民連携などにも注力している。
著書:「モビリティーサプライヤー進化論 CASE時代を勝ち抜くのは誰か」(共著)(日経BP、2019/12)
講 師
立川 浩幹 氏
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 モビリティラボ プログラムディレクター
日系自動車メーカーのシニアマネージャーとし次世代モビリティの基礎技術研究、新規事業開発を担当後、ADL入社。次世代モビリティに関する戦略策定から実証実験を通じた社会実装支援に注力。次世代モビリティ・機械学習などの数理技術に関する深い理解が強み。
著書:「モビリティ進化論 自動運転と交通サービス、変えるのは誰か」(日経BP、2018/1)
講演:「2030年のモビリティー産業、コロナ禍を乗り越える成長戦略 : アフターコロナ時代のMaaS戦略」(日経BPセミナー、2020/6)「新しいモビリティーサービスの事業開発最前線」(事業構想大学院大学 事業構想言論講演、2019/4)「自動車産業の変革」と「立ち上がる新ビジネス」を学び・議論する4日間 : モビリティサービスが課す新たな機会と脅威」(日経Automotiveセミナー 次世代自動車ビジネス研究会、2018/10 )「2030年、自動車産業はこうなる─ 自動運転と次世代モビリティーが変えるビジネスモデル : コネクテッドカーが広げる新しい事業領域」(日経Automotiveセミナー、2018/9)
講 師
稲田 雄志 氏
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 マネージャー
総合系コンサルティングファーム、メガベンチャー企業を経て現職。鉄道業界、不動産業界、物流業界、商社、メーカーなど様々な業界に対して戦略立案から実行支援まで幅広い支援を実施。特に都内主要ターミナル駅前の開発/再開発をきっかけとした街づくり戦略の策定から実行支援、エリアマネジメント組織の設立・運営、スマートシティ戦略実行支援などの経験を豊富に有する。
著書:「アジアヘッドクォーター特区が日本を変える-東京発のイノベーション戦略を描け-」(共著)など
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