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【オンラインセミナー】コネクテッドカーのサイバーセキュリティ対策~今とこれから~
- 開催日時:
- 2022年10月25日(火)14:00~16:00
- 会場:
- オンラインセミナー
- 参加費:
- 27,500円(税込み)
本セミナーは終了しました。
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実証実験も進んでいる自動運転車など、これからの自動車はいわば動くAI搭載コンピュータとみるのが適切であろう。自動車がハッキングされ、運転を乗っ取られると、運転者、同乗者のみならず周りの歩行者等の人命にもかかわる問題となりえる。もちろん、そのようなことにならないように、業界での取り組みが進んでいる。本セミナーでは、コネクテッドカーのサイバーセキュリティ対策について、規制や法律なども含めて5名の専門家が講演する。
<1>コネクテッドカーとサイバーセキュリティ
PwCコンサルティング合同会社 パートナー 丸山 満彦 氏
14:00~14:30
完全な自動運転車の普及が現実的に見えてきている。すでに現在の自動車でもそうですが、自動車は人を乗せるコンピュータといえる。従って、そのコンピュータが悪意のある攻撃者により、プログラムやデータが改ざんされたり、滅失されると人命に関わる問題となる。これからの自動車は店頭に並ぶ段階で、サイバー攻撃に対応した自動車でなければならなく、また利用者が購入した後も継続的にその安全性が維持されていなければならない。そのために、国際的にも規則が決められ、各国において法規制として実装されてきている。今回は、自動車のセキュリティ規制の全体像を簡単に説明したいと思う。
1.セキュリティ等の規制の概要
2.セキュリティー対策の基本
3.自動車業界において特に気を付けるべきセキュリティ対策
<2>経済産業省のサイバーセキュリティ確保のための施策
経済産業省 商務情報政策局 サイバーセキュリティ課 課長補佐 和平 悠希 氏
14:30~15:00
最近の攻撃動向と産業界へのメッセージを紹介するとともに、経済産業省が産業分野におけるサイバーセキュリティ確保のために取り組んでいる施策の概要を説明する。また、自動車分野にも関連するサイバー・フィジカル・セキュリティ確保に向けたソフトウェア管理手法等検討タスクフォース(ソフトウェアタスクフォース)と『フィジカル空間とサイバー空間のつながり』の信頼性確保に向けたセキュリティ対策検討タスクフォース(第2層タスクフォース)の取組内容を紹介する。
1.最近の攻撃動向と産業界へのメッセージ
2.サイバー・フィジカル・セキュリティ対策フレームワークの深化
3.サイバー・フィジカル・セキュリティ確保に向けたソフトウェア管理手法等検討タスクフォース
~SBOM(Software Bill of Materials)の利活用~
4.『フィジカル空間とサイバー空間のつながり』の信頼性確保に向けたセキュリティ対策検討タスクフォース
~IoTーSSF(ユースケース)~
<3>自動車サイバーセキュリティに関する法制度の最新動向と実務上の留意点
森・濱田松本法律事務所 パートナー 弁護士 佐藤 典仁 氏
森・濱田松本法律事務所 シニア・アソシエイト 弁護士 蔦 大輔 氏
15:00~15:30
日本では2022年4月に無人自動運転移動サービス実現のための道路交通法が改正された。サイバーセキュリティ・ソフトウェアアップデートに関する道路運送車両の保安基準も順次適用が進んでいる。法制度の最新動向と実務上の留意点につき、国土交通省自動車局で法改正を担当した経験がある佐藤弁護士と内閣官房 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)での執務経験のある蔦弁護士がわかりやすく解説する。
1.保安基準の改正、実務上の留意点
2.無人自動運転移動サービス実現のための道路交通法の改正
3.ハッキング・通信遮断等による自動運転の事故時の責任関係
<4>クルマ社会の安全・安心のために、一般社団法人Japan Automotive ISACの取組み
一般社団法人Japan Automotive ISAC 運営委員会 副委員長
株式会社アイシン DX戦略センター 情報セキュリティ推進室 主査 内藤 博年 氏
15:30~16:00
IoT化が進む中、自動車業界ではコネクテッドカーの進化が加速しています。自動車全体で使われているソフトウェアのコード数は億単位にのぼり、最新戦闘機と同等以上ともいわれています。同時に、新たな課題としてサイバーセキュリティの重要性は増大していますが、巨大なピラミッド構造を構成する全ての企業が対処することは、技術面でも費用面でも困難です。このような状況の中、自動車業界では一般社団法人Japan Automotive ISAC(J-Auto-ISAC)を設立し、自動車メーカー、サプライヤー、通信事業者、損害保険会社など、自動車産業が一体となってサイバーセキュリティへの取り組みを始めました。
1.J-Auto-ISAC 団体概要
2.J-Auto-ISACの提供サービスと活動内容
主催
株式会社イード
オンラインセミナー概要
・Microsoft Teamsを使用したライブ配信です。アカウント無でもPC、タブレット、スマホなどから視聴可能です。
・セミナー中は音声での会話はできません。webで質問を記入して講師に質問ができます。
・開催前日の夕刻にお申込いただいたメールアドレス宛に視聴用のURL、PDF資料、質問記入先をお送りいたします。
注意事項
・オンラインセミナーは、インターネット経由でのライブ中継ですので、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があり、また、状況によっては、講義を中断し、再接続して再開する場合があります。
・万が一、インターネット回線状況や設備機材の不具合により、開催を中止する場合があります。この場合、受講料の返金や、状況により後日録画を提供すること等で対応させていただきます。
・参加費は1名につき27,500円(税込)です。複数名で視聴する場合は視聴する人数分のお申込が必要です。
講師プロフィール
講 師
丸山 満彦 氏
PwCコンサルティング合同会社 パートナー
1992年大手監査法人入社。1998年より2000年まで米国の監査法人に勤務。製造業グループ他米国企業のシステム監査を実施。帰国後、リスクマネジメント、コンプライアンス、社会的責任、情報セキュリティ、個人保護情報関連の監査及びコンサルティングを実施。
経済産業省情報セキュリティ監査研究会、セキュリティ総合戦略策定委員会、個人情報保護法ガイドライン策定委員会、国土交通省自律移動支援プロジェクト推進委員会セキュリティーポリシー検討専門委員会、日本情報経済社会推進協会ISMS技術専門部会、ITSMS技術専門部会、日本データ通信協会プライバシーマーク審査会等の委員を歴任。2004年7月から2013年3月まで内閣官房情報セキュリティセンターで情報セキュリティ指導官を兼務。2020年6月より現職。情報セキュリティ大学院大学客員教授。
講 師
和平 悠希 氏
経済産業省 商務情報政策局 サイバーセキュリティ課 課長補佐
2013年4月に特許庁入庁。審査第四部デジタル通信、審査第一部調整課品質管理室、審査第四部情報処理に所属。その後、東京工業大学への国内留学を経て、2021年7月より経済産業省商務情報局サイバーセキュリティ課に所属。
講 師
佐藤 典仁 氏
森・濱田松本法律事務所 パートナー 弁護士
2007年東京大学法学部卒業、2008年弁護士登録、2013年Northwestern University School of Law (LL.M.), Kellogg School of Management (Certificate in Business Administration) 修了、2017年国土交通省 自動車局で執務(企画調整官)(~2019年)。2021年Thomson Reutersグループの国際的法律雑誌であるALB (Asian Legal Business)による"Asia 40 under 40"に選出される。国交省自動車局で自動運転に係る道路運送車両法改正を担当するとともに、不適切完成検査問題、MaaSへの取組等にも関与した経験を踏まえた、自動車、モビリティサービス全般についての、当局対応、M&Aを含めた、専門的かつ的確な助言を行う。
講 師
蔦 大輔 氏
森・濱田松本法律事務所 シニア・アソシエイト 弁護士
2007年京都大学法学部卒業、2009年神戸大学法科大学院修了。2017年より内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)にて法改正等を担当し、2020年より現職。サイバーセキュリティ協議会「サイバー攻撃被害に係る情報の共有・公表ガイダンス検討会」委員。主たる業務分野は、サイバーセキュリティ、個人情報保護、IT・ICT。サイバー攻撃予防のための取組、攻撃を受けた後の事後対応について豊富な知見を有する。近時の著書として、『情報刑法I サイバーセキュリティ関連犯罪」(弘文堂、2022年)、『60分でわかる!改正個人情報保護法超入門』(共著、技術評論社、2022年)など。
講 師
内藤 博年 氏
一般社団法人Japan Automotive ISAC 運営委員会 副委員長
株式会社アイシン DX戦略センター 情報セキュリティ推進室 主査
株式会社アイシン DX戦略センター 情報セキュリティ推進室に所属
2019年よりJAPIAの「J-Auto-ISAC連携部会」メンバーとして、JAMA「J-Auto-ISAC WG」のISAC立上げ準備に参画
2021年2月の一般社団法人Japan Automotive ISAC設立より、J-Auto-ISAC運営委員会メンバーとして活動
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