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誰も語らない車のサブスクが難しいワケ~モノのサブスク愛用者の深層心理を読み解く

開催日時:
2024年10月17日(木)10:45~12:00
会場:
オンラインセミナー
参加費:
24,750円(税込み)

本セミナーは終了しました。

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<講師>
株式会社国際経済研究所 特任研究員 小林 浩 氏

2018年頃から、今後の有望なビジネスモデルとしてサブスクリプションが注目され、各業界で多くの企業の参入が相次いだ。しかし、サブスクリプションの成功事例として取り上げられるものは圧倒的にデジタル商材が多く(Adobe、Spotify、Netflix等)、「モノのサブスク」については目立つ成功事例が少ない。また、撤退が報じられることも多い(米 キャデラック、日本 青木インターナショナル等)。

これにはいろいろな要因が考えられるが、定額の月額利用料で「使いたい放題」を売りにすることが多いサブスクは、そもそも限界費用がゼロに近いデジタル商材と相性がいいビジネスモデルである。これに対し、減価償却費や輸送費、補修費などが発生するモノのサブスクはビジネスモデル構築のハードルが高いと考えられる。

車のサブスクに関しては、公表されているデータが殆どないため、定量的に判断するのが難しい状況であるが、報道他の情報を総合的に判断する限り、日本のみならず世界的にまだ圧倒的な成功と呼べる事例はないと思われる。(文献などで成功事例として取り上げられたケースは、まずは立ち上げたことをもって成功としている場合が多く、台数、収益を根拠にしたものは不勉強にして目にしていない。)日本の自動車業界でもトヨタ、日産、ホンダ、スバル、スズキ他のOEMやその他の独立系の事業者がサブスクを運営中だが、サブスクがビジネスモデルとして定着するかはまだ予断を許さない。

果たして、車のサブスクの将来性はどうなのか? ブレイクスルーするための手立てはあるのか? 本セミナーでは、まずは、モノのサブスクがどの程度生活に浸透しているか独自調査をもとに概観する。そして、フォーカスグループインタビューも含めて、モノのサブスクを使用しているユーザーの深層心理を読み解く。さらには、車以外のモノのサブスクリプションで成功している個別事例をベンチマークして消費者に支持されている要因を分析することにより、車のサブスクの将来性と飛躍の鍵を考察する。

1.モノのサブスクの生活浸透状況(商材別・年代別利用率、今後の利用意向、非利用理由他)
2.所有とサブスクを使い分ける分岐点~すべての商材が同じようにサブスクビジネスに向くのか?
3.モノのサブスク成功事例の要因分析~何が評価されているのか?
  共通する成功要因を抽出し、それらが車のサブスクへ応用できるかを考察
4.その他の事例に学ぶサブスクの+αの付加価値
5.質疑応答

主催

株式会社イード

オンラインセミナー概要

・Microsoft Teamsを使用したライブ配信です。アカウント無でもPC、タブレット、スマホなどから視聴可能です。
・セミナー中は音声での会話はできません。webで質問を記入して講師に質問ができます。
・開催前日(土日祝の場合は前営業日)の夕刻に視聴用のURL、PDF資料を準備いたします。

注意事項

・オンラインセミナーは、インターネット経由でのライブ中継ですので、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があり、また、状況によっては、講義を中断し、再接続して再開する場合があります。
・万が一、インターネット回線状況や設備機材の不具合により、開催を中止する場合があります。この場合、受講料の返金や、状況により後日録画を提供すること等で対応させていただきます。
・参加費は1名につき24,750円(税込)です。複数名で視聴する場合は視聴する人数分のお申込が必要です。
・質疑応答はございません。

連絡先

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講師プロフィール

講 師

小林 浩 氏
株式会社国際経済研究所 特任研究員

・主な経歴
1985年 東京大学経済学部卒業 / トヨタ自動車(株)入社。主に海外営業・マーケティング業務を担当

<国内勤務>
ヨーロッパ部、グローバルマーケティング部、モータースポーツ推進室など

<海外駐在>
トヨタモーターヨーロッパ(1997~2000年、在ベルギー)、トヨタモーターアジアパシフィック(マーケティング担当 Vice President)、(2014~2016年、在シンガポール)

2017年~(株)国際経済研究所 主席研究員(2021年10月より現職)

・研究分野:モビリティ(自動運転、カーシェア他)、AI、販売店経営など

これまでの主な研究テーマは、「車の販売・サブスク・カーシェアの相乗効果~お客様に選び続けていただくための多様化戦略」「車の「オンラインメーカー直販」は主流になるか?~テスラオーナーの声と消費者意識の国際比較が示唆するシナリオ」「人は自動運転車の中で何をやるのか?~変わるクルマの“使われ方” 日・米・欧・中の比較」「生成AIはクルマの販売を変えるのか?~消費者、販売店各々の視点で“現地現物” で検証~」など。トヨタグループに向けてその他多数の報告を行っている。

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