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ロボタクシーは儲かるのか?~中国と米国の戦略と収益モデル~

開催日時:
2025年11月11日(火)10:30~12:00
会場:
オンラインセミナー
申込締切:
2025年11月7日(金) 12:00
参加費:
24,750円(税込み)

講師:沖為工作室合同会社 Founder CEO 沖本 真也 氏

EV市場は一部地域で成長の鈍化が見られる一方、中国では政策支援と技術革新を背景に堅調な拡大が続いています。欧州では商用車や法人向けフリート車両を中心にEV需要が高まり、脱炭素化への取り組みが進んでいます。米国では、自動運転技術に関する規制緩和を受け、ロボタクシーへの関心が再び高まりつつあります。
ロボタクシー分野では投資が活発化しているものの、社会的受容性や安全性への懸念、持続可能な収益モデルの確立といった課題が依然として残されています。本格的な商用化には時間を要する状況であり、事業化に向けた戦略的な視点が求められています。
米中両国では、投資回収モデルの構築が進展しており、特に都市部を中心に実証運行や政策連携が加速しています。ただし、実際に収益を生み出せるかどうかは、今後の市場動向や制度設計を注意深く見極める必要があります。
本セミナーでは、ロボタクシー事業の実現に向けた投資動向、収益構造、政策支援、技術的課題を整理し、米中の戦略を比較しながら、事業化の可能性と収益性について多角的に検討します。あわせて、日本における社会実装に向けた制度整備の方向性についても、米中の事例を踏まえて展望します。

1.ロボタクシー市場の概況と事業化の背景
(1)ロボタクシー市場概況
(2)中国・米国の戦略比較
(3)撤退・再編事例から見る事業リスクと教訓
2.主要企業の投資戦略と収益構造
(1)Waymo
(2)Zoox
(3)Baidu
(4)Tesla
(5)Pony.ai
3.ロボタクシー事業の収益性と市場展望
(1)市場規模予測と投資回収の現実
(2)日本における社会実装に向けた制度整備
(3)ロボタクシーは儲かるのか?
4.質疑応答

主催

株式会社イード

オンラインセミナー概要

・Microsoft Teamsを使用したライブ配信です。アカウント無でもPC、タブレット、スマホなどから視聴可能です。
・セミナー中は音声での会話はできません。webで質問を記入して講師に質問ができます。
・開催前日(土日祝の場合は前営業日)の夕刻に視聴用のURL、PDF資料、質問記入先を準備いたします。

注意事項

・オンラインセミナーは、インターネット経由でのライブ中継ですので、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があり、また、状況によっては、講義を中断し、再接続して再開する場合があります。
・万が一、インターネット回線状況や設備機材の不具合により、開催を中止する場合があります。この場合、受講料の返金や、状況により後日録画を提供すること等で対応させていただきます。
・参加費は1名につき24,750円(税込)です。複数名で視聴する場合は視聴する人数分のお申込が必要です。

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プロフィール

講 師

沖本 真也 氏
沖為工作室合同会社 Founder CEO

1998年 桐蔭学園高等学校理数科卒業。
大学で文学士(英米文学科専攻)を取得後、社会人として働きながら米国大学でMBA取得。
2003年 社会人として主に営業職として従事。製造業界において複数の企業で新製品の開発および上市業務を担当。プラスチック製品メーカーでは物流用プラスチックパレット「スキレッター」の開発から上市まで営業職として関わり、開発者の一人として特許登録。自動車業界では主にドイツ自動車メーカーに対し内装部品の加飾技術の提案を行う職務につき、水圧転写や本杢インモールド成型などの工業化に従事。市場調査業界では、主にトレンドフォース社、ケリーサイエンティフィックパブリケーション社等の海外調査会社やEV、5G、マイクロLED等の市場調査のマーケティングを手掛け、業界団体を巻き込んでマーケットの活性化に従事。
2020年 沖為工作室合同会社を設立。製造業界や市場調査業界で培ったネットワークを生かし、自動運転、車載用バッテリー、5G(6G)、マイクロLEDなどの先端技術の市場分析を提供。
2024年グローバルビジネス情報誌『CEO Insights Asia』の「日本のビジネスコンサルティングにおけるトップ10 リーダー 2024」に選出。