CES2026調査報告~メガトレンドの変遷と車載センサー・AIの新潮流~
- 開催日時:
- 2026年1月27日(火)10:00~12:00
- 会場:
- オンラインセミナー
- 申込締切:
- 2026年1月23日(金) 12:00
- 参加費:
- 24,750円(税込み)
<1>CES2026調査報告~メガトレンドの変遷と日本企業への示唆~
10:00-10:50
株式会社日本政策投資銀行 設備投資研究所 主任研究員 青木 崇 氏
世界最大級の先端テクノロジー展示会であるCES2026の最新動向をレポートする。前回のCESは、NVIDIA基調講演でAI の進化ステージが示され、第4ステージ「フィジカルAI」が日本でも大きな話題となった。自動運転やロボティクスなど、この領域は少子高齢化が進む日本が課題解決を目指す分野と重なり、日本にとって追い風になると述べた。あれから1年、実際にどのような進化や実装が進んだのか。現地取材の内容を交えながら報告する。また、世界的に重要性が高まる「経済安全保障」の視点から、米国や欧州の取組みについても紹介する。
本講演では、CESに10連続で参加してきた報告者の視点から、過去のメガトレンドの変遷を踏まえ、今回のCES で見えた新たな潮流を報告する。
1. CES2026のメガトレンド
2. CES2026の内容
3. 経済安全保障の観点から見たCES
4. 今後の産業の方向性
5. 日本企業への示唆
<2>CES 2026運転から体験へ:AIとセンサーが変える移動の新時代
10:55-11:45
沖為工作室合同会社 Founder CEO 沖本 真也 氏
ADAS/自動運転の進化に伴い、車内空間は「運転」から乗員体験重視の「パーソナル空間」へと変貌しようとしている。ここでいうパーソナル空間とは、乗員一人ひとりに合わせた最適化を基盤としながら、複数人で共有・楽しむことも可能な新しい移動体験の場である。この最適化は、インテリア・エクステリア双方のセンサーを基盤に、AIやクラウド連携と統合することで初めて高度に実現される。
本講演では、この変革の中核となるインテリア・エクステリア双方の車載センサーとAIの最新トレンドを軸に、CES 2026の新たな潮流を速報する。生成AIによるパーソナライゼーションや自動運転レベル4の実装状況、そしてUXを革新する“共感型AIパートナー”の進化を現地レポート。移動空間を「過ごす、働く、楽しむ空間」へと再構築するための技術要件と未来像を提示し、さらに日本企業がこの潮流にどう対応すべきか、国際協業・標準化・人材育成を含む戦略的示唆を示す。
1. CES2026報告:モビリティ×AIと車載センサーの最新トレンド
2. 進化する車載AI・UX技術と産業の方向性
3. AIが主導する未来のモビリティ - 過ごす・働く・楽しむ空間へ
4. 日本企業が取るべき戦略
<3>質疑応答
11:45-12:00
主催
株式会社イード
オンラインセミナー概要
・Microsoft Teamsを使用したライブ配信です。アカウント無でもPC、タブレット、スマホなどから視聴可能です。
・セミナー中は音声での会話はできません。webで質問を記入して講師に質問ができます。
・開催前日(土日祝の場合は前営業日)の夕刻に視聴用のURL、PDF資料を準備いたします。
注意事項
・オンラインセミナーは、インターネット経由でのライブ中継ですので、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があり、また、状況によっては、講義を中断し、再接続して再開する場合があります。
・万が一、インターネット回線状況や設備機材の不具合により、開催を中止する場合があります。この場合、受講料の返金や、状況により後日録画を提供すること等で対応させていただきます。
・参加費は1名につき24,750円(税込)です。複数名で視聴する場合は視聴する人数分のお申込が必要です。
連絡先
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プロフィール
講 師
青木 崇 氏
株式会社日本政策投資銀行 設備投資研究所 主任研究員
1996年 東海銀行(現三菱UFJ銀行)、2008年 日本政策投資銀行、2020年 産業調査ソリューション室長(産業分野統括)、2022年 政策研究大学院大学シニアフェロー(出向)、2023年 科学技術振興機構CRDSフェロー(出向)、2024年4月より現職。経済安全保障分野を担当。
講 師
沖本 真也 氏
沖為工作室合同会社 Founder CEO
1998年 桐蔭学園高等学校理数科卒業。
大学で文学士(英米文学科専攻)を取得後、社会人として働きながら米国大学でMBA取得。
2003年 社会人として主に営業職として従事。製造業界において複数の企業で新製品の開発および上市業務を担当。プラスチック製品メーカーでは物流用プラスチックパレット「スキレッター」の開発から上市まで営業職として関わり、開発者の一人として特許登録。自動車業界では主にドイツ自動車メーカーに対し内装部品の加飾技術の提案を行う職務につき、水圧転写や本杢インモールド成型などの工業化に従事。市場調査業界では、主にトレンドフォース社、ケリーサイエンティフィックパブリケーション社等の海外調査会社やEV、5G、マイクロLED等の市場調査のマーケティングを手掛け、業界団体を巻き込んでマーケットの活性化に従事。
2020年 沖為工作室合同会社を設立。製造業界や市場調査業界で培ったネットワークを生かし、自動運転、車載用バッテリー、5G(6G)、マイクロLEDなどの先端技術の市場分析を提供。
2024年グローバルビジネス情報誌『CEO Insights Asia』の「日本のビジネスコンサルティングにおけるトップ10 リーダー 2024」に選出。