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ADAS車両のCANバスを介するサイバー攻撃実証とその対策【自動車セキュリティのハンズオンセミナー】
- 開催日時:
- 2018年9月21日(金)10:00~17:00
- 会場:
- ラヴィドライビングスクール蒲田アクセス
- 参加費:
- 194,400円(税込み)
本セミナーは終了しました。
申し込みはこちら
【主な受講対象者】
・自動車関連メーカーの設計開発者
・制御システムの設計開発者
・組込みセキュリティ技術者等
【このような方にお勧めです】
・ゼロ知識からの解析手順とCANメッセージの仕組みを学びたい
・ADASの制御メッセージを短時間で発見するための解析方法が知りたい
・実車による生のデータを解析する手順とその反応を体験したい
・これから設計、開発を行う方の事前知識としても有用なセミナーです
【講師への事前インタビュー記事はこちら】
【開場】9:30
コネクティッドカーや自動運転車では、広域ネットワークにつながることが前提であり、車両の情報をリアルタイムにクラウドに送信し、また車両の制御を行うことから、広い範囲でのコンピュータおよびネットワークのセキュリティ機能が要求されます。2015年の夏にBlackHat USAでJeepが遠隔から内部のCANバスにアクセスされ操作可能になるという発表は業界に大きなインパクトを与えました。
本セミナーは、「カーハッカーズ・ハンドブック」の監修者としても知られる広島市立大学 井上博之 准教授を招いて先進運転支援システム(ADAS)機能を備える実車を使用し、そのCANバスにアクセスし解析することで、どのような方法でゼロの知識からCANメッセージの意味を解析し、実際の車両の操作を行っていくかの基本的な流れについて、市販のCANアナライザ使用して実習を行います。解析結果をもとにCANメッセージを注入し、車両やADAS機能にどのような影響があるかを示します。また、その結果と手順を、電子工作用に使用される8bitマイコンArduinoにプログラミングした装置のデモも行います。
1.コネクティッドカーのセキュリティの概要(座学)
2.操作系やADAS機能への干渉の実際
3.OBD-IIを経由したメッセージ解析の基本
4.CANアナライザを使った詳細な解析
5.メッセージ注入による動作のフィードバック
6.Arduinoを用いたメッセージ注入装置のデモ
7.ディスカッション&質疑応答
参考図書:「カーハッカーズ・ハンドブック ―車載システムの仕組み・分析・セキュリティ」Craig Smith著, 井上博之 監修, 自動車ハッククラブ 訳, オライリー・ジャパン, 2017年12月発行
主催
株式会社イード【レスポンス・ScanNetSecurity】
定員
先着18名様。定員になり次第、申込締切とさせていただきます。
昼食
お弁当をご用意いたします。
お支払いについて
お申込後に送信される自動返信メールとは別に請求書をご郵送いたします。開催2日前の9月19日までにお振込みをお願いいたします。
注意事項
市販の乗用車を使用して自動車教習所のコースを借り切って実施いたします。実習およびデモ実施時に実車への同乗を希望される方はセミナー当日に同意書への署名が必要です。
講師
講師
井上 博之(いのうえ ひろゆき)氏
広島市立大学 大学院情報科学研究科 准教授/奈良先端科学技術大学院大学 情報科学領域 客員准教授
1987年大阪大学工学部電子工学科卒業、1989年同大大学院工学研究科修了。同年住友電気工業入社。2000年奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程 博士(工学)。2000年インターネット総合研究所、その後IRIユビテック。2007年広島市立大学大学院情報科学研究科。現在は、同大学准教授。他に、NICT SecHack365実行委員、IPAセキュリティ・キャンプ全国大会講師、SECCON実行委員等。組込みシステムの情報セキュリティ、特に広域ネットワークにつながる家電や自動車のセキュリティについて、その脆弱性やセキュアな通信プロトコルに関する研究開発を行っている。
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