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【レスポンスセミナー】日本版MaaSのロードマップと各社の戦略

開催日時:
2018年12月18日(火)9:30~17:00
会場:
アイビーホールアクセス
参加費:
43,200円(税込み)

本セミナーは終了しました。

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<1>新しいモビリティサービス活性化に向けて
9:30~10:15
経済産業省 製造産業局 自動車課 課長補佐 眞柳 秀人(まやなぎ ひでと)氏

IoT(Internet of Things)やAI(人工知能)など新技術の進展によって、新しいモビリティサービスが世界で広がりつつありある。経済産業省では、国内のモビリティサービスの活性化のため、本年6月に「IoTやAIが可能とする新しいモビリティサービスに関する研究会」を設置し、10月に研究会の中間整理を発表してきた。本講演では、世界のモビリティサービス動向や、日本における現状と課題、今後の取組の方向性について、本中間整理を交えて紹介する。

1.経済産業省「IoTやAIが可能とする新しいモビリティサービスに関する研究会」について
2.世界のモビリティサービス動向
3.日本における現状と課題
4.新しいモビリティサービス活性化に向けた今後の取組の方向性
5.質疑応答

【インタビュー】


<2>地域における持続可能な交通手段としての新モビリティーへの期待
10:25~11:10
国土交通省 総合政策局 公共交通政策部 交通計画課 主査 小川 洋輔(おがわ ようすけ)氏

少子高齢化、人手不足等を背景に、過疎地域における移動手段の維持確保など、都市・地方において交通・物流の様々な課題が生じている。このような中、ICT、自動運転やMaaSなど技術・サービス両面のイノベーションが民間主導で進みつつあり、これらの課題に対する抜本的解決策となることを期待している。本講演では、このような新モビリティに関して俯瞰的に紹介する。

1.現状の傾向と課題(高齢化の進展)
2.現状の傾向と課題(インバウンドの増加)
3.最近の取組事例
4.国としての取組
5.質疑応答

【インタビュー】


<3>小田急グループのMaaS戦略
11:20~12:05
小田急電鉄株式会社 経営戦略部 課長代理 モビリティ戦略プロジェクトチーム 西村 潤也(にしむら じゅんや)氏

小田急グループは、2018年3月の複々線の完成を機に「新しい小田急」へと変革していく転換点を迎えています。同年4月に発表した新しい中期経営計画では、「これからのテクノロジーを活かして、『会いたいときに、会いたい人に、会いに行ける』、次世代の“モビリティ・ライフ”をまちに生み出します。」と掲げています。この計画達成にむけた小田急グループのMaaS戦略を概説していきます。

1.モビリティ事業に関する社会的な背景
2.小田急グループが考えるMaaSとは
3.具体的な取組み
4.今後の課題
5.質疑応答

【インタビュー】


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【昼食】12:05~12:45 お弁当をご用意いたします。
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<4>安全運転支援・自動運転技術の進化とモビリティサービスのビジネスモデル
12:45~13:30
IHS Markit シニアオートモーティブテクノロジーアナリスト 松原 正憲(まつばら まさのり)氏

1.ADAS & 自動走行技術市場グローバルトレンド
・先進安全運転支援、自動走行技術はどのように普及している?
2.主要地域(米国、ドイツ、日本、中国)の法整備状況
・各国の法規制の整備状況は?
3.自動走行技術の進化とモビリティサービスビジネスモデル
・自動走行技術進化とモビリティサービスビジネス成長の関係は?
・完全自動運転車両サービス利用者にとって重要なことは?
・いつごろ、どのような環境で市場は立ち上がるのか?
4.質疑応答

【インタビュー】


<5>マイクロソフトのMaaS戦略
13:35~14:20
日本マイクロソフト株式会社 MaaS/Smart Buildingソリューション本部 専任部長 清水 宏之(しみず ひろゆき)氏

マイクロソフトでは、2020年に向けてライフスタイル、ワークスタイル、インダストリーの3つのイノベーションを推進していくなかで、生活と仕事をつなぐ重要なインダストリーとして「移動」に着目し、日本の働き方改革をさらに推進していくためには「移動」の効率化は不可欠と考え、その実現手段としてMaaSに注力していきます。マイクロソフトのMaaSへの取り組み方針についてご紹介します。

1.マイクロソフトのMaaSに対する認識
2.マイクロソフトの働き方改革推進
3.働き方改革に資するMaaSとは何か
4.日本版MaaSの課題と解決へのアプローチ
5.質疑応答

【インタビュー】


<6>マルチモーダルモビリティサービス「my route」について
14:30~15:15
トヨタ自動車株式会社 未来プロジェクト室 室長代理 兼 エグゼキューショングループ長 天野 成章(あまの なりあき)氏

2012年に設立したトヨタ未来プロジェクト室。「未来を自分たちで創る」という志で、新しい商品コンセプトやビジネスモデルを提案・実行するために作られた直轄組織である。本講演では、トヨタが目指す「モビリティサービスカンパニーへの変革」に向けた取組み事例の一つとして、MaaSのインターフェースとなる「my route」のサービスおよび実証実験を、ご紹介できればと考えます。

1.未来プロジェクト室のご紹介
2.マルチモーダルモビリティサービス「my route」について
3.「my route」の福岡実証概要
4.質疑応答

【インタビュー】


<7>NAVITIMEのMaaS戦略
15:20~16:05
株式会社ナビタイムジャパン トータルナビ事業部 部長 森 雄大(もり ゆうだい)氏

ナビタイムジャパンは、2000年の創業時からコア技術である「トータルナビ」を活用し、マルチモーダルなモビリティサービスを提供してまいりました。昨今MaaSの拡大により、移動の選択肢が多様化かつ複数化してきているなか、当社がどのようにサービスを提供し交通事業者と連携しているかについて等、事例をもとに紹介します。また、MaaS進化に必要なデータ収集・活用、今後の展望などについて経路探索会社の視点からお話します。

1.ナビタイムジャパンの概要
2.「NAVITIME」アプリの概要
3.MaaSの取り組み事例
4.今後の展望
5.質疑応答

【インタビュー】


<8>世界のMaaS動向と日本企業のとるべき戦略
16:15~17:00
株式会社MaaS Tech Japan 代表取締役 日高 洋祐(ひだか ようすけ)氏

海外のMaaS動向についてITS世界会議2018の結果を中心に共有した後、日本企業としてどのような戦略がありえるかについて解説する。

1.海外の最新MaaS動向
2.日本国内でのMaaS実装の課題と対策
3.MaaSのビジネス戦略で踏まえるべき要素
4.自動車産業とMaaSの関わり方
5.質疑応答

【インタビュー】

主催

株式会社イード

参加費

43,200円(昼食代・消費税込み)

連絡先

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講師

講 師

眞柳 秀人(まやなぎ ひでと)氏
経済産業省 製造産業局 自動車課 課長補佐

2003年経済産業省に入省。宇宙産業や製鉄等の産業分野に従事した後、山口県庁に出向し新産業振興を担当。その後、原子力政策担当を経て、2018年6月より現職。電動車やコネクテッドカーの普及促進、MAAS市場の活性化と自動運転技術の社会実装実現など、自動車産業を取り巻く新たな潮流への政策対応を担当。

講 師

小川 洋輔(おがわ ようすけ)氏
国土交通省 総合政策局 公共交通政策部 交通計画課 主査 

1987年生まれ。東京大学法学部卒業、東京大学公共政策大学院修了後、国土交通省入省。観光庁総務課企画室、観光庁総務課、住宅局市街地建築課法規係長、人事院長期在外研究員(コロンビア大学)を経て、2018年6月より現職。

講 師

西村 潤也(にしむら じゅんや)氏
小田急電鉄株式会社 経営戦略部 課長代理 モビリティ戦略プロジェクトチーム 

東京大学大学院修了。2003年小田急電鉄株式会社入社。鉄道現業を経て、運転車両部、交通企画部などに所属。その後、(一財)運輸総合研究所への派遣を経て、2016年7月より経営戦略部に所属。

講 師

松原 正憲(まつばら まさのり)氏
IHS Markit シニアオートモーティブテクノロジーアナリスト 

1964年生まれ。前職は外資系半導体メーカー、EMS( Electronics Manufacturing Service)などに勤務。IHS Markitではテクノロジー部門で主に車載エレクトロニクス関連のサービスサポート経て、現在自動運転車関連技術のアナリストに従事する。さまざまな業務で蓄積した半導体からシステムレベルの幅広いノウハウ、知識から分析、課題解決をサポート。

講 師

清水 宏之(しみず ひろゆき)氏
日本マイクロソフト株式会社 MaaS/Smart Buildingソリューション本部 専任部長

1999年4月 株式会社JR東日本情報システム入社
鉄道輸送管理システムのアーキテクト・プロジェクトマネジメント担当
2016年5月 日本マイクロソフト株式会社入社 運輸業ほか担当インダストリーマネージャー
2018年7月 同 MaaS兼Smart Buildingソリューション本部専任部長兼務

講 師

天野 成章(あまの なりあき)氏
トヨタ自動車株式会社 未来プロジェクト室 室長代理 兼 エグゼキューショングループ長

2003年にトヨタ入社、国内販売事業本部トヨタ店営業部に配属、クラウン等の販促企画を担当。2011年からバリューチェーン事業部にて、T-Valueハイブリッドの立上げやロシア・ブラジルなどの中古車事業支援を牽引。その後、労務人事を経験後、2017年に未来プロジェクト室に異動し、現職は室長代理。未来プロジェクト室はトヨタの直轄組織として、東京・表参道に単独オフィスを構え、「人々の移動総量を増やすために、世の中の一歩先を創っていく」ことをミッションに活動。

講 師

森 雄大(もり ゆうだい)氏
株式会社ナビタイムジャパン トータルナビ事業部 部長 

2009年株式会社ナビタイムジャパン入社。2年間モバイルアプリケーション開発に従事。2011年商品企画部門へ異動。『自転車NAVITIME』、『カーナビタイム』を企画。2013年テレマティクス事業部長に就任。コネクテッドカー向けにオンラインサービスを提供する事業を立ち上げ、同サービスを欧州自動車メーカー複数社に導入。2016年トータルナビ事業部長に就任。徒歩、電車、バスなど複数の移動手段を組み合わせて最適な経路案内を行う『NAVITIME』を提供する事業の責任者を務めている。

講 師

日高 洋祐(ひだか ようすけ)氏
株式会社MaaS Tech Japan 代表取締役

2005年東京工業大学総合理工学部を卒業後、2005年東日本旅客鉄道株式会社に入社。車両メンテナンス、車掌・運転士・指令員などを経験の後、慶應義塾大学SFC研究所に派遣されICT技術やデザイン手法を学ぶ。2005年よりJR東日本研究開発センターにてスマートフォン向けサービス開発やICT技術の鉄道空間への導入などを担当し、その中で2014年より東京大学学際情報学府須田義大教授の下で公共交通や自動車などの融合モデルとして博士課程に進学。日本版MaaSモデルの社会実装として提言を論文としてまとめる。2018年11月株式会社MaaS Tech JapanというMaaSのR&D、プラットフォーム開発会社を設立。

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