終了
【MaaSセミナー】東京オリ・パラとCASE・MaaS(1日目)
- 開催日時:
- 2019年6月19日(水)10:00~17:00
- 会場:
- ビジョンセンター新宿アクセス
- 参加費:
- 43,200円(税込み)
本セミナーは終了しました。
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■1日目■ 6月19日
【開場:9:30】
<1>東京都における自動運転への取組み
10:00~10:45
東京都 戦略政策情報推進本部 戦略事業担当部長 田尻 貴裕 氏
超高齢社会を迎え、高齢者をはじめとする移動制約者の増加や、深刻化する職業ドライバー不足など、様々な社会課題の解決手段として自動運転技術は大いに期待されている。東京都では「東京自動走行ワンストップセンター」を設置するほか、将来的なビジネスモデル構築に向けた取組への支援など、自動運転の実証実験に取組む民間事業者等を積極的に後押ししてきた。本講演では、東京都における自動運転への取組みについて紹介する。
1.自動運転に取組む意義
2.自動運転がもたらす社会
3.自動運転に係るロードマップ
4.東京都の主な取組み
5.質疑応答/名刺交換
【インタビュー】
<2>日産自動車のConnected Car&Serviceへの取組み~現状・課題・今後~
10:55-11:40
日産自動車株式会社 コネクティドカー&サービス開発部 テレマティクス&サービス開発グループ
兼) AD&ADAS先行技術開発部 HDマップ開発グループ
兼) コネクティドカー&自動運転事業本部 モノづくりグループ 主管 村松 寿郎 氏
日本でTelematicsといわれるConnected Serviceが始まって21年経ちクルマそのものとクルマの使われ方が変わってきている。本講演では、間もなく開始されようとしている5G時代のConnected Car&Serviceに対する日産の取組みと課題について前回(2018.5.29)の講演のアップデートを交えて紹介する。
1.これまでの日産の取組み
2.Connected Car社会の実現に向けて取組むべき課題
3.自動運転時代を見据えたConnected Car
4.質疑応答/名刺交換
【インタビュー】
<3>MaaSから見るライドシェア2.0の世界
11:50-12:35
ROOTS Mobility Japan 代表 安永 修章 氏
現在世界ではライドシェアが急速に広がり、新たな交通手段、インフラとして発展を続けている。Uberに代表されるように、Lyft、Grab、Gojekなど現在様々なプレイヤーが世界で生まれている。ライドシェアが新たなビジネスとして登場してからの10年間、テクノロジーの進化により、ライドシェアという新しい交通手段が生まれ、市場を席巻してきた10年間でもあった。そのライドシェアの世界がMaaSの展開と時を同じくして新たな形でのライドシェアに変容してきている。今までの10年間がライドシェア1.0の世界だとしたら2018年からのこの新しい動き、変容はライドシェア2.0の登場と言える。乗り合いシェアライドサービスを提供しているViaもそのライドシェア2.0の時代にシェアを拡大してきている。一企業が運営するサービスから政府、自治体、公共交通機関との協業が重要となるライドシェア、モビリティ業界の最新の状況を説明する。
1.MaaSの中のライドシェアの役割
2.新たなモビリティの登場(マイクロモビリティ、自動運転、空飛ぶクルマ)とライドシェアの関係
3.ライドシェア1.0から2.0へ
4.質疑応答/名刺交換
【インタビュー】
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【昼食】12:35~13:20 お弁当をご用意いたします。
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<4>AIとビッグデータが創るモビリティーの未来
13:20-14:05
株式会社ディー・エヌ・エー 常務執行役員 オートモーティブ事業本部長 中島 宏 氏
1.DeNAオートモーティブ事業のビジョン・ミッション
2.これまでのDeNAオートモーティブの事業(Anyca、MOV、CHART、Easy Ride)
3.事業シナジーを活かした自動運転・MaaS時代へのアプローチ
4.質疑応答/名刺交換
【インタビュー】
<5>自動運転タクシーがタクシードライバーを守る
14:15-15:00
日の丸交通株式会社 代表取締役 富田 和孝 氏
深刻化する人手不足やライドシェア解禁の攻勢、タクシードライバーの高齢化による安全リスクの増大などタクシー業界の現状と課題や、自動運転技術を導入した新しいタクシーサービスの実現に向けた取り組みを紹介する。
1.タクシー業界の現状と課題
2.日の丸交通が推進している取り組み
3.自動運転タクシーサービスについて
4.質疑応答/名刺交換
【インタビュー】
<6> 個人間カーシェアとマイカーリースを組み合わせた新しいクルマの持ち方の提案
15:10-15:55
株式会社DeNA SOMPO Carlife 取締役営業本部長 久保田 和史 氏
DeNAとSOMPOホールディングスは、リアルとデジタルを融合させたモビリティサービスにおける新しい価値を提供するため、2019年4月に合弁会社(JV)を立ち上げた。最大の特徴としては、マイカーリースした車を個人間カーシェアする仕組みであり、マイカー保有の実質負担を軽減し、誰もが憧れのクルマを持てる社会の実現を目指す。
1.JVの概要
2.本JVが提案する新しいクルマの持ち方
3.今後の展開
4.質疑応答/名刺交換
【インタビュー】
<7>パネルディスカッション
16:10-17:00
コーディネーター:モビリティジャーナリスト 楠田 悦子 氏
パネラー:日産自動車 村松氏/DeNA 中島氏/日の丸交通 富田氏/DeNA SOMPO Carlife 久保田氏
主催
株式会社イード
参加費
43,200円(昼食代・消費税込み)
講師
講 師
田尻 貴裕(たじり たかひろ)氏
東京都 戦略政策情報推進本部 戦略事業担当部長
1994年通商産業省(現経済産業省)入省、2010年から2013年まで在米日本国大使館経済担当参事官、2013年から2016年まで産業技術環境局地球環境対策室長。2016年より東京都政策企画局戦略事業担当部長、2019年より現職。
講 師
村松 寿郎(むらまつ としろう)氏
日産自動車株式会社 コネクティドカー&サービス開発部 テレマティクス開発グループ 兼 AD&ADAS先行技術開発部 HDマップ開発グループ 兼 コネクティドカー&自動運転事業本部 主管
1991年 日産自動車(株)入社、中央研究所 電子研究所にて衝突防止用レーダの研究に従事、その後 車載マルチメディア、無線インタフェース、EVの価値創造の研究等を行う
2000年 米国カリフォルニア州にて業務研修
2001年 総合研究所モビリティ研究所にて車載マルチメディア、コネクティッドカーの研究等を行う
2006年 Nissan Technical Center North America (米国ミシガン州)に出向し、コネクティッドカーの先行開発および米国の大学や研究機関との連携を推進
2009年 総合研究所モビリティサービス研究所にてコネクティッドカーおよびサービスの研究等を行う
2011年 ビークルインフォメーションテクノロジー事業本部を兼務し、コネクティッドカー&サービスの企画・デザインを行う
2013年 米国シリコンバレーに赴任し、コネクテティッドカー&サービス先行検討チームを立上げ、先行検討を推進
2016年 電子技術開発本部コネクティドカー&サービス開発部にて、コネクティッドカーシステム開発に従事
2017年4月~ AD&ADAS先行技術開発部を兼務
講 師
安永 修章(やすなが のぶあき)氏
ROOTS Mobility Japan 代表
1977年生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。米国ワシントンD.C.のシンクタンク、日米研究インスティテュートにてマネージャー兼リサーチャーとして5年間勤務。帰国後、複数の米国企業日本支社において政府渉外担当として勤務した後、2017年1月からUber Japan株式会社に政府渉外・公共政策部長として入社。Uberの日本でのロビイング活動を率いる。その後、2018年10月より事業戦略部長としてUber Japanの主にモビリティビジネスの事業戦略策定を経て、現在はViaをはじめとした外資系モビリティ企業の日本でのローンチにおけるアドバイスなどを行っている。
講 師
中島 宏(なかじま ひろし)氏
株式会社ディー・エヌ・エー 常務執行役員 オートモーティブ事業本部長
大学卒業後、経営コンサルティング会社へ入社。
2004年12月DeNAへ入社。外部企業のIT戦略立案を担当後、広告営業部署のグループリーダーを経て、新規事業の統括を担当する社長室長に就任。
2009年4月執行役員兼新規事業推進室長に就任。
2011年9月執行役員兼ヒューマンリソース本部長。
2015年5月執行役員兼オートモーティブ事業本部長。
2019年4月より現職。
講 師
富田 和孝(とみた かずたか)氏
日の丸交通株式会社 代表取締役
上智大学経済学部卒業。1997年エアーニッポン株式会社(現 全日空空輸)入社。
2001年に日の丸交通株式会社入社後、2014年代表取締役社長に就任。
2018年「ダイバーシティ宣言」後は、女性だけでなくLGBTの積極採用、そして現在は世界22ヶ国の外国人ドライバーが活躍する。自動運転タクシーの実用化により、人とテクノロジーが共存共栄できる環境作りを目指す。
講 師
久保田 和史(くぼた かずし)氏
株式会社DeNA SOMPO Carlife 取締役 営業本部長
1994年 安田火災海上保険(現:損害保険ジャパン日本興亜)入社。主に自動車ディーラー向け営業及び営業推進、関連生命保険会社への出向にて代理店向け営業推進を担当する。直近では、DeNA社との合弁会社設立を担当し、2019年4月より現職。
講 師
楠田 悦子(くすだ えつこ)氏
モビリティジャーナリスト
心豊かな暮らしと社会のための、移動手段・サービスの高度化・多様化と環境について、分野横断的、多層的に国内外を比較しながら考える。自動車新聞社のモビリティビジネス専門誌「LIGARE」初代編集長を経て、2013年に独立。自治体の地域交通や新モビリティなどの国の有識者会議委員、講演、プロジェクトのコーディネーターなども務める。
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