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【レスポンスセミナー】多様なモビリティ/ITS世界会議2019最新報告~MaaSラストマイル特集~
- 開催日時:
- 2019年10月30日(水)10:30~17:00
- 会場:
- AP品川(東京都港区高輪3-25-23 京急第2ビル)アクセス
- 参加費:
- 44,000円(税込み)
本セミナーは終了しました。
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【開場】10:00
経済産業省にて多様なモビリティの普及に向けた動きが活発化してきており、車に変わる移動手段に対する社会的なニーズも高まってきています。今回のセミナーでは、自動車に代わる多様なモビリティに取組む6社の最新事例と、10月21日~25日にシンガポールで開催されるITS世界会議2019からのモビリティに関する最新報告を行います。
<1>電動マイクロモビリティの安全な社会実装を目指すLUUP
10:30~11:10
株式会社Luup 代表取締役社長 岡井 大輝 氏
現代の日本は、人口が継続的に減少することがほぼ確実な「人口減少時代」である。これに伴って、高齢化や共働き世帯の増加など、様々な問題が発生している。そのような社会では、生活をより便利にする「働きたい時に働く」「来てほしい時に来てもらう」などのCtoCマッチングサービスが進展すると想定されるが、今の日本はこれらが浸透し切らない。なぜなら、人が問題なく手軽に移動できる距離が、駅やバスが起点になって規定されてしまっているためだ。また、高齢者の自動車事故の問題も年々増加傾向にある。こちらについても、電動化され、安全性を担保した機体が今後は求められるだろう。LUUPは、日本の交通における課題を解決する新たな交通インフラとして、電動マイクロモビリティの社会実装を目指している。本講演では、日本社会が直面する課題、既存の交通機関の打ち手、電動マイクロモビリティの安全な社会実装を目指すLUUPの今後の進め方について紹介する。
1.人口減少と高齢化によって日本の交通はどう変わるのか
2.既存の交通機関の打ち手
3.電動マイクロモビリティの必要性
4.LUUPが目指す世界とは
5.質疑応答/名刺交換
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<2>豊田TRIKEにおけるラストワンマイルモビリティー
11:20~12:00
豊田TRIKE株式会社 特別顧問 兼 新規プロジェクトリーダー 鴇田 修一 氏
運送業界が抱える問題点と超高齢者社会における免許返納後の移動手段に共通するのが『ラストワンマイル』というキーワードである。また、Society5.0を目指すわが国では、MaaSが注目されている。わが国では現在、内閣府が主導するSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)にてスマート物流を構築し、サスティナブルな商・物流の実現を目指している。一方、免許返納後の高齢者の「足」となり得るラストワンマイルモビリティーが注目され、自動車業界からベンチャー企業まで、その対応商品の開発にしのぎを削っている。今回は、MaaSと繋がる『ラストワンマイルモビリティー』を話題にする。
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【昼食】12:00~12:45 お弁当をご用意いたします。
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<3>日本初の超小型モビリティ公道走行実験から約8年、今とこれから
12:45~13:25
日産自動車株式会社 グローバルEV本部 EVオペレーション部 シニアエンジニア 柳下 謙一 氏
超小型モビリティという言葉を国交省や業界内で聞くようになったのは2010年頃だったと記憶している。カーシェアリングやIoTの黎明期で、CASEやMaaSという言葉は生まれていなかったのではないか。日産は、2011年9月、日産ニューモビリティコンセプトの国土交通大臣認定を取得し、2011年10月には、横浜の元町・山手地区で日本初の超小型モビリティの公道走行実験を開始した。約8年が経過したが、本格普及に向けた兆しは見え隠れしているものの、まだモーメンタムはきていない。今回は、超小型モビリティの可能性・楽しさ・便利さを、CASEやMaaSと言った流行りのキーワードからは切り離してお話したい。
1.そもそも、超小型モビリティとは?パーソナルモビリティとの違いは?
2.日産が、超小型モビリティ普及に向けて積極的に動いた背景は何だったのか。
3.超小型モビリティ導入促進補助事業・基準緩和認定制度下での実証事業の成果と課題。
4.今後、超小型モビリティを本格的に普及させていく為に必要なことは何か。また、日産の立ち位置はどうなるのか?
5.質疑応答/名刺交換
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<4>変革するモビリティへのパナソニックの挑戦
13:35~14:15
パナソニック株式会社 モビリティソリューションズ担当 参与 村瀬 恭通 氏
パナソニックは、人の生活圏にフォーカスし、人と共存するモビリティソリューションを提供するLast 10-mileの取り組みを推進している。クルマ中心から人中心のまちへ。パナソニックのモビリティソリューションズが目指す方向性とともに、家電で培った人に寄り添う技術・ノウハウをモビリティの領域でも実現しようとする取り組みについて、「自動運転ライドシェアサービス」などを事例に紹介する。
1.モビリティソリューションズの位置づけ
2.目指す姿~緑道のコンセプト
3.構内で運用中の自動運転ライドシェアサービス紹介
4.質疑応答/名刺交換
<5>近距離移動に革命を!glafitの挑戦
14:25-15:05
glafit株式会社 代表取締役 鳴海 禎造 氏
1.規制緩和
2.モビリティの未来
3.MaaS中国の最新事情
4.EV開発について
5.質疑応答/名刺交換
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<6>WHILLが目指すこれからの姿
15:15~15:55
WHILL株式会社 マーケティングコミュニケーション部 マネージャー 辻阪 小百合 氏
「100m先のコンビニに行くのをあきらめる」という一人の車椅子ユーザーの声から始まったWHILL社。作りたかったのは、車椅子の概念を超えるモビリティでした。長距離の移動は、この数十年で劇的に進化し、MaaS時代が幕を開けようとしていますが、短距離移動に関するイノベーションはまだ起きていません。“安全な一人乗りの乗り物”というカテゴリーにおいて、ハードウェアとサービスをグローバルに提供するという、独自の強みを持つ WHILL社が目指す、これからの姿について語ります。
1.WHILL株式会社について
2.日本のMaaSに欠けている「最後の1ピース」とは
3.「すべての人の移動を楽しくスマートにする」社会の実現のために
4.質疑応答/名刺交換
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<7>多様なモビリティまとめ&ITS世界会議2019最新報告
16:05~17:00
モビリティジャーナリスト 楠田 悦子 氏
シンガポールは国家戦略として「Smart Mobility 2030」を2014年に策定した。最先端のITSを活用し乗用車依存から公共交通へのシフトをはかり都市国家づくりに邁進する。本講演では、シンガポールのMaaSやアジアのモビリティの最新事情を報告すると共に、10月21日~25日にシンガポールで開催されるITS世界会議で発信されるモビリティ関連のトピックスを交えてお話しする。
主催
株式会社イード
講師
講 師
岡井 大輝(おかい だいき)氏
株式会社Luup 代表取締役社長
東京大学農学部を卒業。卒業後、戦略系コンサルティングファームに参画。その後、株式会社Luupを創業し、主婦や元介護士がスポットで家庭の介護活動をお手伝いする介護士版Uber事業を立ち上げるも、 日本の現状の交通インフラがCtoCに不向きであることを背景として撤退。その後、今後の日本に必要な交通インフラとして、電動キックボードをはじめとする電動マイクロモビリティのシェアリング事業を開始。 2019年4月に浜松市・奈良市・四日市市・多摩市・横瀬町の5自治体と連携協定を締結。5月には国内の主要電動キックボード事業者を中心にマイクロモビリティ推進協議会を立ち上げ、会長に就任。 6月には経済産業省主催のスタートアップ支援プログラム「J-Startup2019」特待生に選定。
講 師
鴇田 修一(ときた しゅういち)氏
豊田TRIKE株式会社 特別顧問 兼 新規プロジェクトリーダー
豊田TRIKE株式会社特別顧問兼新規プロジェクトリーダーとして、自転車の機能と構造を駆使した開発・製造ベンチャー企業において、ラストワンマイルモビリティーを担当。、早稲田大学総合研究機構システム競争力研究所招聘研究員としてSIPスマート物流構築を担当している。
講 師
柳下 謙一(やぎした けんいち)氏
グローバルEV本部 EVオペレーション部 シニアエンジニア
1985年、日産自動車株式会社入社。技術・開発部門で、車両設計・部品設計・商品性実験業務・部門企画業務等に従事。2011年、電気自動車普及に関わるビジネス企画部署に異動して以来、一貫して、超小型モビリティに普及促進に関わる業務に従事。
講 師
村瀬 恭通(むらせ やすみち)氏
パナソニック株式会社 モビリティソリューションズ担当 参与
1987年4月松下電器産業入社、松下電子部品、パナソニック エレクトロニックデバイス天津 総経理を経て、以後、オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 回路基板事業部長、二次電池事業部長、パナソニック本社経営企画部長などを歴任。19年4月よりモビリティソリューションズ担当。
講 師
鳴海 禎造(なるみ ていぞう)氏
glafit株式会社 代表取締役
和歌山市市出身/和歌山市在住
1995年15歳で商売に目覚め2003年(22歳)で自動車店を起業。以後、国内3社海外2社の会社を連続起業し現在経営中。
直近で「日本を代表する乗り物メーカーを目指して」設立した『glafit株式会社』は、最初のプロダクト、EVバイクをクラウドファンディングMakuakeにて発表。それが日本一のプロジェクトになり、次々にメディアで取り上げられる。
2018.1「日経最優秀製品賞」受賞
2018.11「グッドデザイン賞2018」受賞
2019.1「ヤマハ発動機と資本業務提携」発表
2019.2「パナソニックと電池分野における共同開発」発表
講 師
辻阪 小百合(つじさか さゆり)氏
WHILL株式会社 マーケティングコミュニケーション部 マネージャー
京都大学卒業。総合電機メーカー勤務を経て、2017年WHILL入社。マーケティング、PR全般に従事。
講 師
楠田 悦子(くすだ えつこ)氏
モビリティジャーナリスト
心豊かな暮らしと社会のための、移動手段・サービスの高度化・多様化と環境について、分野横断的、多層的に国内外を比較しながら考える。自動車新聞社のモビリティビジネス専門誌「LIGARE」初代編集長を経て、2013年に独立。自治体の地域交通や新モビリティなどの国の有識者会議委員、講演、プロジェクトのコーディネーターなども務める。
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