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無料【オンラインセミナー】OEM各社にとっての北米EV市場とカナダの戦略

開催日時:
2021年6月29日(火)14:00~16:00
会場:
オンラインセミナー
申込締切:
2021年6月25日(金) 12:00
参加費:
無料

本セミナーは終了しました。

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対象:OEM、サプライヤー、化学、材料メーカーの企画部門の方
主催:株式会社イード
協賛:カナダ大使館
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<1>はじめに
14:00~14:10
在日カナダ大使館 公使 トレイシー・レイノルズ 氏

<2>日系OEM各社にとっての北米EV市場とバッテリー・サプライチェーン
14:10~14:40
ナカニシ自動車産業リサーチ 代表アナリスト 中西孝樹 氏

CASE革命を迎えた自動車産業は、100年に一度の大変革期を迎えている。アフターコロナに訪れる移動の新常態を迎え、米国政権交代に伴う地政学的な変革が加わることで、北米新車市場はその大変革を先導する。電動化への転換は加速化し、アップルなどの異業種参入は産業の水平分業化を加速化させるだろう。垂直統合された内燃機関技術で圧倒的な強みを誇った国内自動車産業は時代を先読みした新戦略が必要だ。日本OEM各社の北米市場での電動化新戦略を紐解き、必要不可欠なバッテリーや電動化に適応した新サプライチェーン構築への道筋を読み解く。

1.バイデンジョブスプランとBEV普及政策の最新動向
2.GHG新規制の方向性と北米市場のBEV普及予測
3.日系OEMの電動化戦略の最新アップデートと2030年に向けた北米BEV戦略
4.電動化推進に向けたバッテリー調達、新サプライチェーン戦略

<3>カナダ・オンタリオ州
新NAFTAを通じた米国との統合自動車産業とEV製造拠点整備・企業誘致に向けた戦略
14:40~15:00

<3-1>The car of the future: オンタリオ州における開発と製造
オンタリオ州政府 経済開発・雇用創出・貿易大臣 ビクター・フェデリ 氏

新NAFTAを通じた米国との統合自動車産業をベースとして、オンタリオ州がどのようにEV製造拠点を整備し、企業誘致に向けた取組みを行っているかについて紹介する。日本の自動車メーカーは1986年以来カナダに進出しており、その多くがオンタリオ州に拠点を置いている。同州は、下記の産業優位性をもってゼロエミッション車の技術をリードするべく、日本企業に対して技術開発や製造に係るロードマップを提供している。

1.自動車製造業とIT産業の融合する地域
2.クリーンテック分野でのリーダーシップ
3.次世代自動車産業に不可欠な鉱物資源
4.北米市場への無関税アクセス

◆オンタリオ州の強み
・北米で第2位の自動車メーカー (ミシガン州に次ぐ)
・北米で第2位のITクラスター (カリフォルニア州に次ぐ)
・電気自動車のバッテリーに欠かせない豊富な資源
・カナダ最大のクリーンテッククラスター

<3-2>ゼロエミッションに向けたAPMAの取組み
カナダ自動車部品製造業協会(APMA)会長 フラビオ・ボルぺ 氏

カナダ自動車部品工業会 (APMA) は、2050 年までのゼロエミッションを目標と掲げ、世界水準の自動車部品サプライヤーと研究機関より電力駆動、代替燃料、コネクテッド、自動運転、軽量化に係る技術を結集し、完全国内生産のゼロ・エミッション コンセプト・カー「プロジェクト・ アロー」を推進する。

1.ゼロ・エミッションに向けた「プロジェクト・アロー」
2.連携するカナダ企業
3.世界規模の製造業集積地:オンタリオ州

<4>ケベック州が描く次世代EV交通エコシステムとEVバッテリー・サプライチェーン戦略
パネルディスカッション
15:00~15:30

ケベック州が描く次世代EV交通エコシステムとEVバッテリー・サプライチェーン戦略について地域のEV分野における有識者がパネルディスカッション形式で紹介する。

1.ケベック州の強み
2.次世代EV交通エコシステム
3.EVバッテリー・サプライチェーンの構築

パネリスト:
 Propulsion Québec(ケベック州のEV・スマート交通クラスター) サラ・ウッド 氏
 ケベック州投資公社(IQI)経営委員会戦略顧問 マギル大学教授 カリム・ザギブ 氏
 ケベック州投資公社(IQI)会長 ヒューベール・ボルデュック 氏
 ケベック州投資公社(IQI)副会長 ダニエル・シルバーマン 氏
モデレーター:
 ケベック州政府 在日事務所 代表 ダヴィッド・ブルロット 氏

<5>テスラのEV電池開発を支えてきたカナダの研究開発
15:30~15:45
ノバスコシア州ダルハウジー大学教授 ジェフ・ダーン氏

ノバスコシア州ハリファックス及びダルハウジー大学の最先端電池のR&D、最先端電池企業について説明し、カナダ全体の大学、政府系研究所、企業での最先端電池の研究開発内容、研究チーム、そしてその研究を支えるエコシステムの概要についても紹介する。

1.カナダのバッテリー研究開発とイノベーションの強みと概要
2.研究内容と研究チーム
3.研究を支えるエコシステム
4.テスラとの共同研究

<6>質疑応答
15:45~16:00

※カナダの講演はすべて録画で日本語字幕付となります。

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主催

株式会社イード

協賛

カナダ大使館

オンラインセミナー概要

・Microsoft Teamsを使用いたします。アカウント無でもPC、タブレット、スマホなどから視聴可能です。
・セミナー中は音声での会話はできません。webで質問を記入して講師に質問ができます。
・開催前日にお申込いただいたメールアドレス宛に視聴用のURL、質問記入先をお送りいたします。
・講演資料は、セミナー後の送付を予定しております。

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・万が一、インターネット回線状況や設備機材の不具合により、開催を中止する場合があります。

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講師プロフィール

講 師

中西孝樹 氏
ナカニシ自動車産業リサーチ 代表アナリスト 

1962年生まれ。オレゴン大学卒。山一證券、メリルリンチ証券等を経由し、JPモルガン証券東京支店株式調査部長、アライアンス・バーンスタインのグロース株式調査部長を歴任。現在は、ナカニシ自動車産業リサーチ代表アナリスト。国内外のアナリストランキングで6年連続第1位など不動の地位を保った自動車アナリスト。近著に「自動車新常態」(日経BP社)「CASE革命2030年の自動車産業」(日経新聞出版社)がある。

講 師

ビクター・フェデリ 氏
オンタリオ州政府 経済開発・雇用創出・貿易大臣 

2018年6月に財務大臣に就任、2019年6月より現職(内閣議長兼務)。起業家、ビジネスマン、作家、慈善家であり、2011年にオンタリオ州議会に選出。

講 師

フラビオ・ボルぺ 氏
カナダ自動車部品製造業協会(APMA)会長 

2014年よりAPMA会長に就任し、2017-19 年の北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉ではアメリカ、メキシコ当局と緊密に連携し、カナダの自動車部品サプライヤーの地域価値コンテンツの確保に尽力。

パネリスト

サラ・ウッド 氏
Propulsion Québec(ケベック州のEV・スマート交通クラスター)

2017年に新たに設立されたケベック州のEV・スマート交通クラスターPropulsion Québecの初代代表。

パネリスト

カリム・ザギブ 氏
ケベック州投資公社(IQI)経営委員会戦略顧問、マギル大学教授

ケベック電力公社にて25年間、電池材料分野で先駆的な研究を行い、交通電化・蓄電センター(CETEES)を設立。2020年には、ケベック州をEV分野のリーダーとすることを目指すIQIに参画し、探鉱、電池製造からリサイクルまで、リチウム電池関連開発を主導している。

パネリスト

ヒューベール・ボルデュック 氏
ケベック州投資公社(IQI)会長 

2019 年にケベック州投資公社の会長に就任し、海外企業のケベック州への対内投資を主導。以前は、モントリオール市の経済開発公社Montréal International のCEOを務め、25 億カナダドルの外国投資を誘致した実績をもつ。

パネリスト

ダニエル・シルバーマン
ケベック州投資公社(IQI)副会長

対カナダ直接投資担当。企業や起業家向けに技術ベースの対策や適応した金融ソリューションや投資などのサポート サービスを提供する。

モデレーター

ダヴィッド・ブルロット 氏
ケベック州政府 在日事務所 代表 

2018 年よりケベック州投資公社(IQI)アジア太平洋および中東担当部長を務めた後、2019 年にケベック州政府日本代表に就任。

講師

ジェフ・ダーン氏
ノバスコシア州ダルハウジー大学教授 

リチウムイオン電池研究の先駆的研究者。同電池のエネルギー密度を高め、寿命改善とコスト削減への大きな貢献に着目したテスラ社が2016年から 5 年間のパートナーシップを締結、本年2026 年までの延長に合意。

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